勉強のやり方が分からない中学生…やり方迷子から抜け出す方法

「勉強しなさい！」と言っても、子どもは机に向かうだけで全然進まない…。
ノートはきれいにまとめてあるのに、テストの点数は伸びない…。

そんな“やり方迷子”の状態に陥っている中学生は、とても多いです。
我が家の子どもも同じで、親としてどうサポートすればいいか悩んでいました。

この記事では、我が家の実体験をもとに「勉強のやり方が分からない子どもをどう導いたのか」を、親子の会話を交えながら紹介します。

「勉強しなさい！」の空回り

親としては「努力が足りないんじゃないか」と思いがちですが、実際には「努力の方向性」がズレているケースが多いのです。

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やり方迷子の“あるある”

• ノートはカラフルにまとめてあるけど、テストでは応用できない
• 単語帳を作って満足してしまい、中身を覚えていない
• 問題集を最初のページだけ何度もやって、後ろが真っ白
• 「勉強＝ノートを取ること」になってしまっている

勉強のやり方が分からない理由

後で子どもに聞いたら、こんな答えが返ってきました。

つまり、「正しい勉強法の選択肢を知らない」ことが原因でした。学校でも「家庭学習のやり方」まで丁寧に教わるわけではありません。

我が家で試した“勉強法の見える化”

そこで私は、教科ごとに“勉強のやり方を一緒に決める”ことにしました。

教科ごとの勉強ルール作り

実際に作った“やり方ルール”はこんな感じです。

• 英語：単語は毎日10個 → 音読3分
• 数学：学校のワークを解く → 間違えた問題はノートにやり直し
• 国語：漢字練習 → 読解は教科書の音読
• 理科・社会：授業ノートを読み返し → ワークで確認

大事なのは「ざっくり」ではなく、「具体的にやることを明確にする」ことでした。

勉強のやり方を決めたら…

やり方が明確になったことで、迷わずに勉強を始められるようになりました。
以前は「とりあえずノートに写すだけ」で終わっていた勉強が、点数につながる内容に変わっていったのです。

実際の変化

勉強のやり方を整理してから、子どもにこんな変化がありました。

• 勉強に取りかかるまでの時間が短くなった
• 「何をすればいいか分からない」という不満が減った
• 定期テストでケアレスミス以外の点数が伸びた
• 「勉強ってやればできるかも」という自信がついた

会話から生まれる気づき

ある日、子どもからこんな言葉が出ました。

この一言で、「やり方を整えるだけで、勉強の意味が変わるんだ」と実感しました。

勉強のやり方を身につける3つのステップ

私が体験して整理した「勉強のやり方を定着させる流れ」はこちらです。

1. 教科ごとに具体的なやり方を決める
   （例：英語＝音読3分＋単語10個）
2. 最初は親が一緒に確認する
   （「今日は英語の音読やった？」と声かけ）
3. 少しずつ自己管理に移行する
   （カレンダーやチェックリストを活用）

勉強のやり方は、子どもによって合う・合わないがあります。ただ、「やり方が分からない状態のまま」では努力が報われず、やる気も失われてしまいます。

ぜひ、あなたのお子さんの工夫もシェアしてみてください。

まとめ

• 中学生が勉強できないのは「やる気」ではなく「やり方迷子」が原因のことが多い
• 教科ごとに具体的な勉強ルールを一緒に決めると、迷わず取り組める
• 習慣化には、最初は親がサポートして、徐々に自分で管理させるのが効果的

勉強は「才能」ではなく「やり方」で変わる――これは、実際に体験して強く感じました。
家庭で工夫するのはもちろん大事ですが、親が言うと反発したり、つい感情的になってしまうこともありますよね。

うちも同じような状況で悩んでいたときに、試しに オンライン学習塾を利用してみたんです。

先生が「やり方」を一緒に整理してくれるから、子どもが素直に取り組めるようになり、少しずつ勉強の習慣も身についてきました。

しかも意外だったのが、「勉強の相談を気軽にできる相手」ができたことで、子どもの表情まで変わってきたことです。

「今日はここまで進んだよ！」と自分から報告してくれるようになったのは驚きでした。

もちろん合う・合わないはありますが、我が家にとっては“家庭だけでは解決できなかった部分”を補ってくれる存在になりました。

もし同じように「勉強のやり方が分からない…」で悩んでいるなら、一つの方法として検討してみてもいいかもしれません。