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「うちの子、やる気ゼロ…」その“無関心”に隠れた本音とは?

本当にこのままで大丈夫?

本当にこのままでいいの?

― 見えない“やる気”に、不安がどんどん膨らんでいく ―

最近、わが子が勉強に全く興味を示さないんです。

「宿題やったの?」「テスト勉強は?」

声をかけても、「あとでやる」「今、気分じゃない」とはぐらかされてばかり。

本当は心配で仕方ないのに、「また口うるさく言ってしまった…」と、夜になると自己嫌悪。

やる気がないのか、私の言い方が悪いのか、それすら分からなくなっていました。

やる気は「出させる」ものじゃなかった

― 環境や体験の中で“自然と出る”もの ―

そんなとき、教育関係のセミナーで聞いたある言葉が胸に刺さりました。

「やる気は“出させる”ものではなく、“出るように整える”もの」

目からウロコでした。

私は、子どもがやる気を見せてくれないことにイライラして、「どうしてやらないの!」「ちゃんとしなさい!」と“引き出そう”とばかりしていたんです。

でも、そもそもやる気って、環境や気持ちの状態によって自然に湧き出るものだったんですよね。

「やる気がない」の裏にあった“自信のなさ”

― 無関心な態度は、自己防衛だったのかもしれない ―

「どうせやっても無理」
「頑張っても怒られるだけ」

わが子の口から出たその一言に、ハッとしました。

もしかしたらこの子、やる気がないんじゃなくて、“やる自信がない”だけだったんじゃないかと。

やってもうまくいかない。どうせ怒られる。
そんな過去の体験が、「やりたくない」の言葉の奥にあったのかもしれません。

まずは“成功体験”を積ませることに決めた

― 勉強以外でも「できた!」を感じることが第一歩 ―

そこから私は、勉強以外の場面で、意識して“できた!”と思える経験を増やすようにしました。

・料理を一緒に作って「助かった、ありがとう」と声をかける
・家事をお願いして、結果より“やってくれたこと”を褒める
・子どもの好きなゲームの話を聴いて、「そんなことできるの!?すごいね」と驚いて見せる

些細なことですが、“自分にもできる”と感じる機会が増えると、子どもの表情が少しずつ変わってきたんです。

声かけを変えるだけで、子どもの反応も変わった

― 「やったの?」「なんでやらないの?」を手放したら… ―

以前の私は、つい口ぐせのように「宿題やった?」「まだなの?」「またスマホ?」と問い詰めていました。

でもそれが、子どもにとっては“責められている”ように聞こえていたんですよね。

今は、「今日は何からやると気分いいかな?」とか、「10分だけ一緒にやってみようか」といった、選ばせる・任せる言葉に変えています。

すると、「じゃあ5分だけやる」と自分から言い出す日も増えてきて…。

子どもって、信じてもらえると、ちゃんと応えようとするんですね。

焦らなくて大丈夫。やる気は土の中で育っている

― 見えなくても、今ちゃんと“根”を張っている ―

つい目に見える“やる気”ばかり求めていたけれど、見えないところで子どもはちゃんと育っているんだと、今は信じられるようになりました。

あのとき、無理にやらせようとせず、環境を整えて待ってあげることにして、本当によかったと思っています。

まとめ|「やる気ゼロ」は“親の不安の鏡”だったのかもしれない

― だからこそ、私から変わることにしました ―

「うちの子、やる気ないんです」
そう思っていた頃は、いつも心がザワザワしていました。

でも、子どもが“無関心”に見えるのは、親の言葉や環境がそうさせていたのかもしれない。

まずは、子どもの「できた!」を一緒に見つけていくこと。
それが、今の私にできる、最も大きなサポートだと思っています。

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